斉藤和お年賀画プレゼント (寅・風神雷神図) のご応募締め切りが、今日12日までとなっております。まだまだお待ちしております!!(詳細は一つ前のブログです)
たんぽぽプロジェクト企画室のたんぽぽです。日本画家 斉藤和の応援ブログです。
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お年始のお参りは、もう行かれましたでしょうか。人込みを避けてまだ後日に行かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
お参りに行かれた方も行かれてない方のためにも、斉藤和のお寺を描いた絵を何点かご紹介したいと思います。
『花の袂に』
この作品の取材地は、香川県さぬき市にある「志度寺」というお寺です。
お遍路四国八十八か所の八十六番目番札所で、本堂に進む前にある五重塔を描いてます。十年ほど前に訪れてスケッチしました。
海から見えた塔がそれは綺麗で、描きたいと思ったそうです。
雑学メモ*志度寺には、「海女の玉取伝説」の海女の墓があり、その昔、淡海公藤原不比等は唐から送られた面向不背の玉を、志度沖で竜神に奪われました。身分を隠して志度の浦を訪れると海女と恋仲になり子供が生まれました。淡海公から事情を明かされた海女は、瀬戸の海に潜り竜神と戦います。そして玉を取り返しましたが傷つき,真珠島で命が果ててしまいます。二人の子供は、千基の石塔を立てて母の冥福を祈ったという海女の墓だそうです。切ない伝説ですね。。
『法起寺』
この作品の取材地は、題名にもなってます奈良県生駒郡斑鳩町にある「法起寺」です。
6.7年前の作品で、斉藤和は法隆寺と法起寺をスケッチをしに奈良へ行きました。706年完成の日本最古の三重塔(国宝)は、一度は描いてみたいと思ったそうです。
たくさんの方もこの塔を描かれいると思いますが、どこを切り取りどう描くはその描く方の感性で、同じ場所を描いてもその人の味が出ると思います。
三重塔が見える沢山の場所をぐるぐる回り、みつけた場所です。
そして、この作品は色のタッチが少しフィルターがかかったような不思議な感じがしませんか。。ここだけの話です。。岩絵の具で描かれていますが、この雰囲気をだすために色鉛筆が使われている所があるそうです。ここだけの話です。。^^
次の作品です。
『浄瑠璃寺』
大好きなお寺で大好きな作品です!ポストカードにもしました。
『浄瑠璃寺』
夜の情景もあります。
二つの作品の違いも楽しめます。池に映り込む姿や灯りでの表情は、そこにあり続ける歴史の流れも感じられる気がします。
たんぽぽのお参りは、芸術の神様がいらっしゃる京都市右京区の車折神社(くるまざきじんじゃ)に行きました。著名な方も多数来られてて、名前を書かれた朱塗りの札が何百もずらっと並んでるのは迫力があります。
今は梅の花も咲き始め、春になると美しいしだれ桜(渓仙桜)が咲きます。
すっきりした青空の日、楓の木にメジロやウグイス(だと思う、、)が何羽も集まって来ていました。カメラを向けると一斉にいなくなるよくある写真です^^いい年の始まりでした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。。
素敵な一日になりますように。。。