たんぽぽプロジェクト企画室

日本画家 斉藤和の応援ブログです。斉藤和の絵について語ったり、最新情報・プレゼント企画をお知らせします。斉藤和の作品集『絵言葉』・オリジナルスマホケース・ポストカードのご購入、その他のお問合せはこちらまでお願いします。tampopo_pk@yahoo.co.jp

京都伏見稲荷大社・本宮祭に行灯画奉納2023と正寿院風鈴まつり

第19回「斉藤和のスケッチプレゼント企画」に沢山のご応募を頂き、本当に本当にありがとうございました。

京都大原『三千院』のスケッチは、厳正な抽選の結果、東京都在住のH.S様がご当選されました。おめでとうございます!!

次回スケッチプレゼントは、秋か冬頃、、またどうぞよろしくお願いします。

 

 

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斉藤和のTwitterはこちら  http://Twitter.com/saitoukazu

 

 

7月に入りました。まだじっとりとした梅雨が続き、なんとなく体調がすっきりしない方も多いかもしれません。暑さに慣れていく時期が一番しんどいような気がします。

しかし、夏に入ってお祭りや花火などがいろんな所で開催し始めると、気分は一新、、します!

今年も、京都の伏見稲荷大社で恒例の夏のお祭り、『本宮祭(もとみやさい)』と、本宮祭前日の『宵宮祭(よいみやさい)』が開催されます。

予定では、『本宮祭』は7月23日(日曜日)9:00から、宵宮祭』は前日22日(土曜日)18:00から行われます。

 

斉藤和の絵も飾られます、日本画家等の奉納による行灯画(あんどんが)400点ほどが、外拝殿(重要文化財)や境内周辺に並べられ展観出来ます。夜になると灯りがともり、幻想的な夜会の始まりです!

昨年度宵宮祭』にて 

 

伏見稲荷大社の特徴でもある朱塗りの鳥居に境内、そしてずらっと吊るされた赤い提灯と、白く浮かび上がる400点もの行灯画が美しく映えます。

 

❀雑学メモ❀ 伏見稲荷大社の本宮祭は、稲荷大神のご分霊を祀る全国の崇拝者が総本宮に参拝して、日々のご神恩に感謝する大祭だそうです。

宵宮祭には、稲荷山をはじめ境内の散在する石灯篭、数千に及ぶ献納提灯に灯りを点ずる万灯神事が行われます。

 

 

斉藤和も、行灯画を奉納させて頂いて今年で26年目です。

400点もの数の行灯画が奉納され飾られますので、今年も雨が降らない事を祈るばかりです。

伏見稲荷大社の行灯画拝観の楽しさは、この数の作品を一気に味わえる事や、お気に入りの絵を見つけたり、また著名な画家の方も寄贈されておられるので探してみられるのも楽しいものです。

そして、行灯画にはもちろん灯りがともります。お昼の明るい時と夜灯りがともってからでは同じ絵でも雰囲気ががらりと変わったりします。それを計算されて描かれた絵もあり、二度楽しめるのが行灯画の楽しさともいえるでしょう。

 

 

今年も、斉藤和は行灯画2点献納させて頂いております。

どこに飾られるかは斉藤和自身も知りません。

 

昨年(2022年)の斉藤和の行灯画は、

大きな鳥居をくぐり、階段を上って大きな赤い提灯が吊るされた楼門に向うと、その一番左側に飾られていました。

青く波が描かれ、上から流れる川のようにも見える金色の中からかっぱが踊りだしています。疫病封じの妖怪``アマビエ‘‘様です。その後ろから太陽が輝き、「疫病退散」の願いが表現され、二つの架空上の生物から、持っていたい冷静さと明るさ楽しさの希望を表しているようです。お昼の水色の空が、灯りがともると青さが増し、夜の空になりました。太陽が輝いていた昼間から、まん丸いお月が上りそこに願いをかけます。。(昨年ブログより)

 

 

昨年度二つめの行灯画は。。

楼門をくぐり、本殿に行く前に「拝殿」があります。拝殿正面から右回りに曲がったすぐの所に飾られていました。

墨画ですが、お昼と灯りがともった行灯画では全く違った表情を見せます。
昼間に見た時は、少しだけ緑色の点描を入れてあるのが楽しめました。

 

 

今年も、斉藤和は二点奉納させて頂いております。

一つは、『月の白』。去年同様の月の墨画で、また新しい気持ちでチャレンジしているそうです。二つ目は、『仙果』。さくらんぼの線描が繊細で美しい作品です。

 

 

お近くの方、ご興味のおありの方はどうぞお祭りと共に行灯画をお楽しみ下さい。

斉藤和の今年の行灯画を是非探してみて下さいね!

 

 

 

京都宇治田原町の「正寿院」では、夏の風物詩・風鈴まつりが行われています。

境内にて、なんと2000個を超える風鈴が風に揺れて音色を楽しませてくれます。

 

この正寿院の客殿の天井には、日本画家等の天井画が160枚埋め尽くされています。

花や風景など思い思いに描かれた天井画は、圧巻です。また、本堂内陣には300年前に描かれたという天井画が残されてあり見ごたえがあります。その復興として現在の天井画のある客殿が出来たそうです。

 

斉藤和も10点、天井画を描かせてもらっています。

 

 

このブログ「ハートの窓と天井画」にも詳しく書いております。是非ご覧ください。

blog.hatena.ne.jp

 

他にも、快慶様や猪目窓、たくさん体験出来るものもあったり、少し都会を離れてのんびりしたくなったらお勧めの場所です!

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

 

今日も素敵な一日となりますように!