たんぽぽプロジェクト企画室

日本画家 斉藤和の応援ブログです。斉藤和の絵について語ったり、最新情報・プレゼント企画をお知らせします。斉藤和の作品集『絵言葉』・オリジナルスマホケース・ポストカードのご購入、その他のお問合せはこちらまでお願いします。tampopo_pk@yahoo.co.jp

斉藤和の絵が動画に!海外とのコラボ報告

斉藤和の日本画を、海外の大学院生によって動画にしていくという画期的な企画、そして完成発表された海外との企業や個人とのコラボを報告をします!

 

 

たんぽぽプロジェクト企画室のたんぽぽです。日本画家 斉藤和の応援ブログです。

斉藤和のTwitterはこちら  http://Twitter.com/saitoukazu

 

 

オーストラリアのメルボルン近郊にありますモナッシュ大学(MONASH  University)のデザイン科の大学院生、ベリンダ チャン(Belinda Chan)さんから、斉藤和の日本画を卒業制作でモーショングラフィックス化して発表したい、と依頼がきました。

11月17日から30日、発表の場所としては大学の図書館を使って上映されます。

 

❀雑学メモ❀ モナッシュ大学は世界大学100位に入る一流大学です。2021年では55位にランクインしています。

 

 

モーショングラフィックス」聞きなれない言葉ですが、普段テレビやCMやYouTubeなどで自然に目にしているのではないでしょうか。

 

「モーション」=動きと、「グラフィックス」=画像やテキストを組み合わせた視覚表現です。古くはパラパラ漫画もモーショングラフィックスの一種です。

動かない画像を制作・加工・編集され、伝えたいメッセージを演出を加えたりしながら動画を作成していきます。

 

例えば、花びらが沢山描かれた絵があったら、花びらが消えた状態から順々に花びらが現れ華やかに演出されたり、灯りが灯った絵が、暗い中から徐々にその灯りが灯っていったり、、、音や演出も加えられると想像を超えることが起こりそうです。

普段は日本画を観て、色んな思いを感じたり観察力で絵を鑑賞してもらう楽しさがあると思いますが、モーショングラフィックスでは、動かない絵が動き出し、違ったテーマでもう一つ表現が重ねられ、、どんな感じに上映されるのか楽しみです。

 

斉藤和の日本画を使ったモーショングラフィックスの題名は、『マインド ユア マインド』。

ベリンダ チャンさんは、コンセプトはこうだと言います。

「他者との対人関係を強化する機会を提供したい。この発表の場所は、意識取り巻く意識を生き出し、個々の内省を可能にする没入型の瞑想体験を、人々に提供する事を目的としています」

 

 

日本画に限らず、物を作成する時、ある種瞑想状態にあるのではないかと感じることがあります。そういう意味では、ベリンダ チャンさんのやろうとしている事は、通じるものがある気がします。その表現したいことに斉藤和の作品を使いたいと思い、何かを感じてくれた事に、斉藤和も一緒にやってみたいと思ったようです。

 

そのモーショングラフィックスに使用される予定の絵は数十点ですが、その中の作品です。

 

『天翔る』 

 

 

『水の星』

 

 

浄瑠璃寺

 

 

『花の袂に』

 

 

『月の袂に』

 

 

『風立つ』

 

 

『雪の舞う』

 

 

『朱けの時』

 

 

『月の袂に』

 

11月17日から始まる卒業制作、モナッシュ大学の広い図書館でモーショングラフィックス化した斉藤和の絵を通して、オーストラリアの学生や関係者の方々が、『日本画』をどのように受け止め感じるのか。。

 

海外に日本画を広めていきたい、という斉藤和の想いがまた一つ前に進みます。

 

 

 

また、ブログ第9回『海外ゲームと日本画の画期的コラボ!』でお知らせしましたスウェーデンのLonghand Electric社が手掛ける 「Overlook Trail」 (オーバールック トレイル)というゲームのプロモーション用に依頼されて『かぐや』を描きました。

2023年春頃発売予定で、世界中に配信されます。

だんだん発売日が近づいてきます!

 

『かぐや』

 

 

そしてもう一つ、ゲームとのコラボです。

アメリカのEverest Pipkinさんという方が作ったボードゲーム World Ending Game 』。

Everest Pipkinさんは個人で沢山のゲーム製作や、アーティスト・イラストレーターとして色んなプロジェクトに参加したり多才な人のようです。

ボードゲームの中にボードが20点程あり、色んな人の色んなタイプの絵で描かれて面白いです。その中の一つのボードに斉藤和の絵『旅の空』が使われました。

 

『旅の空』

が、こうなりました!

ボードゲーム内の斉藤和のボード画

 

PDF版が9月15日に販売が開始されました。印刷版が11月に発売予定です。

このゲームのホームページはこちらになります。

https://everestpipkin.itch.io/world-ending-game

 

 

 

そしてもうひとつ。

ブログ第21回に書いた『斉藤和の絵が、学生の作ったお酒のラベルに!』で、ドイツのワインの醸造を学べる大学に通っている学生さんが、初めて自分で作ったスパークリングワインのラベルに斉藤和の絵が使いたい、という企画のご紹介をしました。

夏の終わり、学生さんより出来上がったというご報告が!

 

使われた絵は、『竹の花』です。

 

完成したドイツワインのラベルです。

 

 

 

世界中にたんぽぽの綿毛のように少しずつ少しずつ斉藤和の絵が、日本画が広がっていきます。。



 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

 

今日も素敵な一日となりますように!