たんぽぽプロジェクト企画室

日本画家 斉藤和の応援ブログです。斉藤和の絵について語ったり、最新情報・プレゼント企画をお知らせします。斉藤和の作品集『絵言葉』・オリジナルスマホケース・ポストカードのご購入、その他のお問合せはこちらまでお願いします。tampopo_pk@yahoo.co.jp

彩雲と逆さ虹の空

花粉症の症状が少し出始めるこの頃、、、ずーーと一日中眠くなりませんか。

眠いです。斉藤和の描いた子供たちに代わりにたっぷり寝てもらいましょう。。

 

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『花まくら』

二つ前のブログ「斉藤和が描く動物たちの世界」で紹介しました『花まくら』。その絵と同様に花をまくらにしてます。いぬはカサブランカで、ねこは牡丹でしたが この少女の花まくらはバラです。これは、桃山文化の長谷川派の障壁画・桜図の花びらの盛り上げ技法を参考にしているそうです。

 

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『夢の内』

 

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『映』

お布団に包まれて気持ちよさそうです。降り舞っている花びらのような表現で風や空気感や光やぬくもりやきらめきや、、、はっきり言葉に出来ないものを表しているそうです。

 

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『夢の内』

安心して眠るって幸せです。眠る子供を見ているのも幸せな気持ちです。すーーすーーと寝息が聞こえてきそうです。斉藤和が描く眠る子供たちは優しさに溢れています。



今週、斉藤和とスケッチに行った時の縁起の良い話です。

京都市内から少し北の方向に車を走らせていくと

 

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この日はお天気がとても良くて、真っ青な空に雲が色んな動物に見えるいい雲です^^

大きな空が見えるこんな場所は斉藤和のスケッチ欲をあおります。

 

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龍を見ると縁起がいいと言いますが、右の写真は顔に見えませんか^^

斉藤和の描く龍もどうぞ。

 

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『四神図ー青龍図』

 

そして、雲の形が面白いなーと空をグルっと見渡していると。。。

 

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わかりにくいですが、彩雲。。?!!

 

❀雑学メモ❀ 彩雲には紫雲(しうん) 瑞雲(ずいうん) 慶雲(けいうん) 景雲(けいうん)という別名があるそうです。縁起の良いものとして古来から伝えられています。

 

やったーー。彩雲なら初めて見つけました!

その一時間後くらいの次のスケッチ場所に着いて空を見上げると。。

 

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今度は、逆さ虹がでているじゃありませんか!
逆さ虹は環天頂アークと言って、色は通常の虹とは逆で、上から青・緑・黄色・赤という並びです。こちらも幸運の前兆と言われているので、どうぞこのブログの写真を沢山見てもらい幸運を引き寄せられますように!

 

 

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この場所では、川の流れをスケッチしに来ました。

花粉は辛いですが、気持ちの良い季節になりました。京都では梅の花が咲き、そして桜ももうすぐ芽吹きだします。気持ちも少し和らぎますね。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

素敵な一日になりますように。。。

 

斉藤和がNHK放送の時代劇に参加したお話。

日本画家 斉藤和をもっと知ってもらおう画歴第2弾です。今回は、2001 年に放送されましたNHK金曜時代劇の中で使われた斉藤和の絵についてご紹介したいと思います。

 

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2001年(平成13年)11月30日から12月28日まで、NHKで放送されました『五辨の椿』(ごべんのつばき) という時代劇の中で使われた絵の制作と指導を依頼されました。

 

一つ目の斉藤和が描いた絵は、第三話復讐される男・竹中直人扮する浮世絵師が、国仲涼子扮する娘おしのを描くシーンです。

下の絵と部屋にちらばる絵を数点描きました。またこの浮世絵師のシーンでの絵の描き方の指導や仕事部屋の絵具道具などの考証なども行いました。

 

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作中に使われた絵

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後ろ姿・竹中直人扮する浮世絵師

 

 

二つ目の絵は、主人公の国仲涼子扮する娘・おしのがお尋ね者となって、街中で号外として配られるシーン(第三・四・五話)の人相書きを描きました。

 

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第三話 おしの(国仲涼子)の人相書きの号外を配るシーン

 

 

三つ目の絵は、第四話でまた竹中直人扮する浮世絵師がおしのをモデルに描くシーン。

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このシーンは浮世絵師役の竹中直人さんが絵を描くアップですが、この手は斉藤和の手です。実際京都太秦にある松竹撮影所に行き、沢山のスタッフさんやカメラマンさんに囲まれて絵を描き撮影しました。斉藤和はそんな体験は初めてで、カメラが近くまで寄ってきた時、緊張して手が震えたそうです^^貴重な体験です。

 

 

❀雑学メモ❀『五辨の椿』原作:山本周五郎 脚本:中島文博 演出:黛りんたろう

出演者〔国仲涼子/阿部寛/堺雅人/及川光博/竹中直人/秋吉久美子/奥田英二他〕

 

娘おしのの最愛の父・喜兵衛が死んだ。一方、母・おそのは他の男と戯れ、夫の死を悲しまないばかりか、この人は本当の父ではないから悲しむことはないと言い放った。おしのは自分に母の血が流れる嫌悪、そして実の子でない自分への父の愛情を思った時、罪を犯した母と母と一緒に父を苦しめた男たちに、罪を償わしてやると誓う。その後殺された男の傍らに一片の椿の花びらが落ちていた。。復讐劇が始まる。

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おしの(国仲涼子)

 

『五辨の椿』は以前にも、映画やTV、舞台でも繰り返し演じられています。

映画*1964年*出演者〔岩下志麻/田村高廣/加藤剛/西村晃他〕

TV*1969年*出演者は〔藤純子/長門裕之/西村晃他〕

1981年*出演者〔大原麗子/加賀まりこ/三國連太郎他〕

1987年*出演者〔古手川祐子/近藤正臣/田村高廣他〕。。

そうそうたる名優が並んでいます。特に主人公を演じている方の若かりしころ、演技力やその美しさは素晴らしかったとききますし、こちらも観てみたいです。映画の市原悦子さんや1981年のTVにはさんまさんの出演なども興味深いですね。

 

五瓣の椿(ごべんのつばき)』 | なぜこうも生きた証を欲するのか?

映画『五辨の椿』 岩下志麻さん

 

 

斉藤和はこの時代劇『五辨の椿』の中でエキストラでも出演しております^^着物を着て髪をちょんまげにしてもらい、呉服屋の若旦那になりました。主人公おしのが観劇しているシーンの斜め後ろで手をたたきながら映っております。また時々再放送していたりしていますので、機会がありましたら観て楽しんでください^^

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楽しそうです^^



 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

 

今日も素敵な一日となりますように。。。

 

斉藤和が描く動物たちの世界

こんにちは。斉藤和と言えば、風景の絵のイメージが強いですが、今日は斉藤和の描いた動物たちをご紹介したいと思います。

 

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斉藤和は、若い頃はねこと、今はいぬと一緒に暮らしています。

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『花まくら』

 

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『花まくら』

 

題名の『花まくら』とあるように、お花を枕にしてくつろいでいます。いぬの花まくらはカサブランカで、ねこの花まくらは牡丹で描かれています。

動物の絵を描くとき、毛並みの向きや表情を丹念に写生を重ねて描きこみます。絵を見る時、やはり毛並みが見ごたえがあります。

 

そのねこが元気だった頃に描かれた作品をご紹介します。

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『傍らに』

 

ポストカードにもなっているこの絵は、幸せそうな寝顔が描かれたねこが主役の絵です。しかし、斉藤和若かりし頃のアトリエとしていた部屋の様子も描かれていて、畳を表現する細かい線や、本やお猿の太鼓叩きの足やゼンマイが見えていたりします。絵具のお皿があちらにあるということは、少し席を立った時座っていた場所を取られてしまったんでしょう^^ 想像して見てみるととても楽しい作品です。

 

そして、この絵の中で描かれている絵がありますが、これは本当にその当時描かれていた作品だそうです。探してみました。

見つけました!

 

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『夏日(かじつ)』

 

冷やされている桃と、川に流れる青紅葉が合わさり夏の涼しさが感じられます。その川の端で大きな石に座り、水の中に足をつけている人が見えてくるようです。この作品たちは、三十年近く前の絵になるのですが、斉藤和の優しさや細やかさや美しさの原点が見える気がします。

 

 

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『游』二つとも

 

この二つの作品は同じ題名で、栗の木で遊び寝転ぶ、りすとねこです。

上の絵は木に栗の実が描かれていますが、一つ空になった栗のイガが残っています。りすは、転がっていった栗の実を追いかけてるのかもしれません。

下の絵は、寝転がったねこから秋の日の陽気でのどかな様子が感じられます。

 

 

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『探(たん)』

ヤギがオリーブの葉の中から、覗いています。誰か探してるのでしょうか。

 

 

若かりし日の頃の絵も多くご紹介しましたが、色目が今よりも落ち着いてしっとりとしてみえます。

日本画に使われる絵具の岩絵具は高価なため、若い頃は大胆には使えなかったそうです。斉藤和はその分、線の美しさと力強さや、余白の空間認識を学ぶいい時間だったと振り返ります。

 

❀雑学メモ❀ 岩絵具は、天然素材である鉱石を砕いて作られます。

膠(にかわ)という接着の用をするものと、その細かく砕いた鉱石を指で混ぜながら練ると岩絵具となります。

素材が持つ自然な美しい色、そして素材が粒子のため色は混ざらず、重ね塗りによって多彩な色彩が生まれ、日本画の多様な色彩の表現につながっています。また同じ鉱石でも、粒子の大きさや手間でも色合いが変化したり、色によっては質感や見る角度によって粒子に当たる光の加減で変化したりもします。奥深いですね。

 

 

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『視』

 

80号大体145×112㎝のとても大きな作品で、お寺の門柱の礎石の前に寝そべっています。お寺だけど神社の狛犬のような役割をしているような凛とした顔です。毛並みが細かく描かれこの大きさの絵とは思えません。大きく描かれた猫はとても迫力があり、見つめるさきは遠く遠く遥か先の何か違う世界があるように感じられます。この作品は、まだアトリエにあり大きさゆえ発表する機会がとても少ないです。また皆さんに見て頂きたいものです。

 

また違った斉藤和を日本画を感じてもらえたら嬉しいです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

今日も素敵な一日になりますように。。。

 

風立つ中の二人

バレンタインの頃ですね。もうチョコレートの用意はされましたか。

ワクワクとして待っておられますか。

斉藤和の絵の中には、この時期にピッタリの「二人」が隠れたテーマになっている素敵な作品があります。

 

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隠れテーマ「二人」の作品をご紹介します。

まず、海外の方にも好評なこの絵です。

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『星語り』

取材地は、秋田市

個展のため秋田に行った斉藤和は、電車から見えた一面の田んぼの景色があまりに雄大で、電車を降りてスケッチをしました。水田に映るお月と、先に見える大きな二本の木を眺めているうちに、語らう「二人」の姿が見えてきたそうです。

 

語らっているのは、夜だけではありません。

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『風立つ』

取材地は、富山県高岡市

同じく広い田んぼ一帯の中の一本道を語らって歩く「二人」。

風が立ち、煙が横になびいています。一瞬の時を切り取った作品です。

 

❀雑学メモ❀ 題名は『風立つ』。

「風立つ」は、秋の季語で、涼やかな風が吹き始める様子をいうようです。

「風が立つ。生きようと試みなければならない。」フランスの詩人 ポール・ヴァレリーの言葉です。この言葉はジブリ映画「風立ちぬ」のテーマにもなっています。同名原作の堀辰雄さんは「風立ちぬ いざ生きめやも」と訳しました。

 

 

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『道往きて』

取材地は、京都嵐山、大悲閣千光寺に続く道です。「二人」でお参りにむかっているのでしょうか。

 

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スケッチ場所です。

 

❀雑学メモ❀ 嵐山渡月橋から曲がったこの道を大堰川に沿って上って行くと、大悲閣千光寺へ向かう参道の石段が見えてきます。大悲閣は石段を上った嵐山の中腹にあり、大堰川の切り立った岩肌に建つ観音堂で、嵐峡の絶景を眺めることが出来ます。

 

 

語っているのは、人だけじゃありません。

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『グノームス』

 

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左:『双つ華』 右:『キャロット』

 

どの絵からも、寄り添った「二人」の語らいが聞こえてきそうです。

 

そして、題名がそのまま

『二人』

とされた作品があります。

 

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『二人』 チョコレートのアイスですね。

 

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『二人』

『二人』は、ミニ作品で可愛らしく温もりのある絵です。

 

いかがでしたか。

この絵を観て、心あったまる時間を過ごせしてもらえますように。

HAPPY VALENTINE。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

今日も素敵な日となりますように。。

 

斉藤和のスマホケースとポストカードのお知らせ☆

たんぽぽプロジェクト企画室より販売しております斉藤和オリジナルスマホケースと、ポストカード情報のお知らせです。新しいデザインが追加されました!

 

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新デザイン追加されました。<2023.6>

『月の袂に』です。斎藤和が現在使用中のお気に入りのスマホケースです!

 

前回、新しく加わったのは、斉藤和の最新作『かぐや』のスマホケースです。

2018年に、斉藤和画業39年目記念のサンキュウ企画として、斉藤和オリジナルスマホケースを販売しましたところ、おかげさまで大変ご好評頂き、たくさんの方のお手元にお届け出来ました。リピート購入までして頂いたり本当にありがとうございます!

 

これからも、皆さまの日常を彩らせて頂けることを願いまして、また少しずつデザインを増やしていきたいです。

日々の癒しにご自分へ、また大好きな方へのプレゼントにいかがでしょうか。ご愛用のほど、どうぞよろしくお願いいたします。  

 

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 手帳型外面イメージ/天翔る

(注意:留めるところのデザインは変更してます⇒「かぐや」のデザインをご参照ください!)

 

❀手帳型スマホケース

★素材:合成皮革(ポリウレタン) / マグネット式ベルト / 収納ポケット (カードホルダー3枚分と内ポケット付) / 内側は白色
 
★対応機種 (iPhonタイプ / 汎用タイプ) 
⁂ iPhonタイプ : 各機種に対応してます。
ストラップホール、カメラホール、スピーカーホール(カバーを閉じたまま通話できます)付。
ケースを斜めにすればスマホスタンドに変身し、動画視聴に便利です。
 
⁂ 汎用タイプ: 
AndroidでもiPhoneでも対応できる手帳型ケースです。
カメラホールがないため、デザインが切れることなく絵がサイズいっぱい楽しめます。スマホを粘着テープでくっつけて、カメラを撮る時は、上にスライドさせて押し上げる仕様です。
<対応できる推奨本体サイズ> 
Mサイズ 幅:74mm以内、高さ:147mm以内  
Lサイズ  幅:82mm以内、高さ:161mm以内
 
❀デザインは下記からお選びください。
 ①「月の袂に」

 ②「かぐや」

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③「天翔ける」

 

 ④「名も無き」

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 ⑤「風の音」

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 ⑥「花灯路

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⓻「青龍図」

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 ⑧「雪の里」

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 ⑨「双つ星」

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⑩「明けの時」

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 ⑪「陽のこぼれる」

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❀ハードカバーケース( iPhonのみの対応となります。)
  軽くて曲がりにくく、背面と側面を手軽に保護。
  表面が滑らかなので、引っ掛かりにくいのも特徴です。
 
 
 ⑫ 花の音」

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 ⑬「花細工」

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スマホケース販売価格
手帳型 
(iPhonタイプ・汎用タイプ) / 5,000円 (税込み・送料別)
 
ハードカバーケース型
(iPhonタイプ) / 4.000円 (税込み・送料別)

 

❀ご注文は、下記をご記入してお申し込み下さい。

・お名前  ・ご住所
・ご希望のナンバー (①~⑬) と デザイン名
・iPhoneタイプ の場合( ご使用の機種名 )
  / 汎用タイプの場合( M ,  L)
 
ご注文、お問合せはこちらまで 
 
tampopo_pk@yahoo.co.jp  たんぽぽプロジェクト企画室
 
 
 
 
 
 
☆ポストカードに「星語り」が追加されました! <2023・6追加>

「星語り」

 

☆新しく追加されました!

「天翔る」

 

 
☆ポストカードに「かぐや」が追加されました!
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ポストカード「かぐや」裏表

 

「月の袂に」    「花の記憶」

 

「花の音」    「月の白」

 

 

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上:「浄瑠璃寺

下左から:「緑吹く」  「星昇る」

※「星昇る」は終了しました。m(__)m
 

 

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上左から:「双つ華」「チューリップ」

下左から:「傍らに」「四神図」

 

 

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❀ポストカード販売方法・価格

①ご希望のポストカード(何枚でも可)1枚  200円 (送料別)

②6枚セット 1,000円 (送料別) 好きなものをお選びください。

 

❀ご注文は、下記をご記入してお申し込み下さい。

・お名前  ・ご住所
・①の場合 ご希望のポストカード名、枚数
・②の場合 ポストカードセット希望とお書きください
 
 
スマホケース、ポストカードとも、郵便局のスマートレター:180円で送らせて頂きます。(送料は日本国内にかぎります)発送方法のご指定のある場合はお申し付け下さい。
※無くなり次第、終了となるポストカードもありますので、その際はご了承下さい。
 
※斉藤和日本画作品集「絵言葉」とご一緒にポストカードご注文の場合は、送料は無料になります。
【作品集の詳細は、第7回ブログ 「斉藤和 日本画作品集 『絵言葉』 はこうやって出来ました!」をご覧ください。】
 
※入金確認後の発送になります。お届けまでに時間のかかる場合がありますがご了承ください。
※色見につきましては若干見本と異なる場合があるかもしれませんがご了承ください。
 
 
 
斉藤和オリジナルスマホケース、ポストカード、斉藤和日本画作品集 『絵言葉』 のご注文・お問い合わせ・ご質問など、メールにて下記までお申し付けください。
 
 
ご注文、お問合せはこちらまで  
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ポストカードを額に入れて飾ったり、大好きな人に久しぶりにお便りしたりプレゼントしたり、、色んな形で楽しんでもらえたら嬉しいです。
そしていつか街角で、斉藤和のスマホケースを見かけるという奇跡を夢見てます^^
たんぽぽの綿毛のようにスマホケースもポストカードも遠くまでとんでいって幸せをたくさんの方に届けられますように。
 
 
 
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。。
 
 
 
素敵な一日となりますように。。。
 

斉藤和の日本昔ばなしと冬のスケッチ

二月が始まりましたね。日本画家 斉藤和をもっと知ってもらうため、斉藤和の画歴を一つずつご紹介したいと思います。第一弾は、旧正月という事なので、2003年のイオングループ新春用に依頼された絵についてです。

 

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イオンは日頃使われますか。京都にはイオンモールとして何店舗もあって、よく活用されていると思います。

 

2003年、斉藤和はイオングループの迎春ポスターと、お買い物されたお客様への抽選プレゼント用の色紙と、日本昔ばなし絵皿(イヤープレート)の原画に採用されました。

 

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迎春ポスター『旭のきらめく』原画

 

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平成15年イオングループ迎春ポスター  

実物が残ってないので、画像が粗いです。。

 

絵皿(イヤープレート)は、深川製磁で美しく焼かれた品物です。斉藤和のほのぼのとした優しさ溢れるお皿です。

 

❀雑学メモ❀   深川製磁は、宮内庁御用達ともなった窯元です。初代が有田焼の伝統技法に欧州の先進技術を融合した独自の焼き物を生み出しました。現代まで職人の手から手へ受け継がれています。

 

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2003年贈答用  『竹取物語』より

 

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2004年贈答用 『金太郎』より 絵皿は二年目です。

 

お正月企画で、お買い物をして、ガラガラ抽選か何かでプレゼントされるというものだったと思います。斉藤和の絵皿をプレゼントとして喜んで下さった方に感謝します!

 

 

先日は、斉藤和はスケッチに出掛けました。世情的に遠くまで行けない日々が続いています。それ以前は、どこの場所と目的を決めてスケッチに行くことが多かったのですが、この日は目的地を決めずに、近場の自然の多そうな所へ行き、走ったことのない道をただ車を走らせ、スケッチをしたくなるような場所を探します。

桜や紅葉などない季節ではありますが、今は葉のない枝ぶりが見えたり、木々の肌感まで感じ取れたりします。

そして、冬ならではの空気感は、自然が寒さに耐えているからこそ出てくるものだと思います。凛として、スケッチする身も気持ちが引き締まるようです。

 

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川がずっと先まで龍のようにうねっている様に惹かれたそうです。

 

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曇天の中、一瞬晴れた静かな田園風景

 

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田と田の間の一本道

 

こうした何気ない風景が、斉藤和の絵の閃きの大切なフォルダに加えられていきます。この日のスケッチも、いつか新しい絵の題材や要素として使われることでしょう。

 

 

この日スケッチした所とは違いますが、京都の北嵯峨の田園風景の絵です。

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『風の行方』

 

取材地は、京都北嵯峨の後宇多天皇陵の近くです。あぜ道のところにうっすらと見える小屋は、稲木(イネなどを刈り取った後、束ねて天日干するための木材)を置くための小屋で、最近はあまり見られなくなった風景です。

 

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『花の道』

 

取材地は、大覚寺という大きなお寺の奥の方になります。桜の季節で遠くには大覚寺の多宝塔が見えます。

 

北嵯峨は斉藤和がとても好きな場所で、散歩をしたりスケッチをしたり制作に煮詰まった時などもここに来ます。

奥の方に入っていくと少し高台になっていて、そこから見える田園ごしの京都の街並みはとても綺麗で、その景色を見て心を落ち着かせたりします。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

今日も素敵な一日となりますように。。。

 

海外ゲームと日本画の画期的コラボ!

月刊Art Collectors’ アートコレクターズの2月号が、本屋さんで並び始めました。

新年号では、斉藤和の絵が掲載されたことを報告させて頂きました。

そのご紹介頂いた絵は、斉藤和最新作、題名『かぐや』といいます。

 

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『かぐや』は、スウェーデンのLonghand Electric社が手掛ける「Overlook Trail」というゲームのプロモーション用に依頼されて描いた作品です。

2023年春頃発売予定で、世界中に配信されます。

『かぐや』は、デジタルパッケージとポスターに使用される予定です。

ー次々と変わるシュールな世界を旅するー アドベンチャーゲームで、斉藤和の世界観がとてもこのゲームに合っている、という事で、斉藤和は日本らしさと宇宙を想わせるかぐや姫をヒントに描きました。

 

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『かぐや』額装前

 

美しく澄んだ青い世界の真ん中に、線路がずうっと続いている。見つめていると題名のかぐやを想われ、そのままお月に帰っていくような切なさと、桜の花々から感じ取れる未来への明るさを秘めた斉藤和の癒しのすべてが表現されたような作品となります。

 

取材地は、京都嵯峨野の竹林の中から、トロッコ列車の線路を見ています。

スケッチ時、一つの地点でこの場所をみることはできませんでした。竹と竹の隙間から見える少しずつの場面を、場所をスライドするように動きながら繋げていき、斉藤和の中のイメージと合わさり出来た風景なのだとか。

 

❀雑学メモ❀ 京都のトロッコ嵯峨駅から亀岡駅まで走るトロッコ列車

歴史は明治時代まで遡り、保津川の流れに沿って走り人と貨物を運んできました。平成より、一時は廃線になった区間を観光鉄道として、沿線には千数百本におよぶ桜と紅葉で四季折々の風景で楽しませてくれてます。その後、保津川下りも楽しめます。(トロッコ列車保津川下りはホームページなどでお調べの上、ご観光下さい)

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左:トロッコ嵐山駅近くの蓮の池 右:取材地に行くまでの道にて

 

『かぐや』制作風景・アトリエにて  左利きです。

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Art Collectors’ 雑誌面では、半ページ掲載で『かぐや』と、画廊様より

『日本最古の物語、竹取物語のクライマックスでは、かぐや姫が慣れ親しんだ地上を離れ月に帰っていきます。本作「かぐや」は月へと向かっていく、ダイナミックな視点と、まるで宙に浮いたような感覚が盛り込まれています。(ギャラリーWAO!)』とコメントを頂きました。

 

 

日本画とゲームという組み合わせ。この最先端技術の中に日本画が入っていくことに、斉藤和は本当に喜びを感じ、そして世界に日本画をもっと知ってもらう一端になればとても嬉しいことだと思っています。また、来年の発売をゲームを楽しみにして下さい。

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現在「Overlook Trail」告知ページのトップ

 

斉藤和の線路が盛り込まれた作品は、他にもあります。

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『旅立ちの朝』

 

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『旅の空』

 

斉藤和の線路の絵は、夜明け前のことが多いです。

出発、始まりを、連想させる線路。。。未来を見つめて今日も前に進みます。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

今日も素敵な一日になりますように。。。

 

ハートの窓と天井画

突然ですが、お正月にTV特番が沢山ありましたが、その中の一つ、1月3日に放送されました所ジョージさんの『笑ってコラえて!』を、観られましたか。。

 

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斉藤和のTwitterはこちら。 http://Twitter.com/saitoukazu

 

こんにちは。

それは、「笑ってコラえて!豪華芸能人が行きまくりの新春京都で4時間スペシャル!!」という番組で、所ジョージさんと明石家さんまさんとの二人揃ってのダーツの旅は、四年ぶりだったそうです。

 

京都と聞くだけでもワクワクしますが、その向かった先が、京都府宇治田原町。。

正寿院さんに行かれたようです!!

何を今頃、、とお思いでしょうが、最近その事を知りまして、ハートの窓の前で笑ってられるさんまさんの写真を見まして、、

❀雑学メモ❀正寿院さんでは、1400年前!からあるハート型の”猪目‘‘を柄にした窓がインスタ映えスポットとして大人気だということです。

 

正寿院さんには、斉藤和の絵があるのです!!

円の中に描かれた天井画で、いつもの絵と違った味わいがあります。

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斉藤和天井画   左:竹の道 右:明けの道

 

花や風景などの160枚もの天井画が、客殿の天井画をうめつくしています。ハートの窓から見える四季それぞれの美しい景色を眺めつつ、天井画でもまた違った季節を堪能できます。

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160枚の絵、沢山の書家画家の奏でる美しさを一斉に観られる贅沢さに加え、月や星を眺めるように天を仰ぎながら観るということの素晴らしさは、長く続いてきた歴史ある天井画というものが持つ意味があるように思えます。。

また本殿内陣には、江戸時代に描かれた種字曼荼羅(マンダラ)の天井画もあって、必見です。

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左:正寿院客殿天井画  右:本殿内陣天井画 種字曼荼羅

 

斉藤和はその描いた当時、天井画も板に描くことも初めての体験で、とても楽しく興奮したそうです。

杉の板に描くのですが、杉の板目も生かせないだろうか、、一枚一枚板目の模様が違うので、どの絵をどのように描くかと思案したり、長い年月絵具が剝がれないような工夫に取り組んだり、普段とは違う楽しさがあったそうです。

 

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左:蕪菩薩  中:葱如来  右:鷹峯明王

 

さて、斉藤和が担当させて頂いた天井画は、160点の中の10点です。

斉藤和の天井画がどこにあるのか、見つけてもらうのも楽しいかもしれません^^

またいつか実物でじっくり見て頂けたら嬉しいです。

(※お出かけの際は、事前に正寿院さんのホームページなどで、参拝状況などお調べの上ご参拝下さい)

 

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左:花の風  中:桜岐れ  右:星回廊

 

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左:花の音     右:再雨

 

さんまさんと所ジョージさんは、天井画を見られたのでしょうか。。TVには映されたのでしょうか。^^

 

 

正寿院さんは、快慶作の不動明王坐像(鎌倉時代 国指定重要文化財)が置かれ、

風鈴寺とも呼び風鈴まつりを開催したり

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ヨガや風鈴絵付けや腕輪数珠作り、写経など色んな体験もできるようです。(要予約)

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

今日も素敵な一日となりますように。。。

 

斉藤和 日本画作品集『絵言葉』は、こうやって出来ました!

斉藤和お年賀画プレゼント企画にご応募頂き、本当にありがとうございました!!

厳正な抽選の結果、お年賀画 K・Y様、風神雷神小下絵画 N・K様がご当選されました。次回は春頃、第16回スケッチプレゼント企画をやりたいなと思っております。またご応募お待ちしております!

 

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斉藤和のTwitterはこちら。 http://Twitter.com/saitoukazu

 

こんにちは。

最近、斉藤和日本画作品集『絵言葉』のお問い合わせを数件頂きました。ありがとうございます。。今日は、このブログでも作品集のご紹介をしたいと思います。

 

2020年コロナ禍が進み、斉藤和の個展も次々と中止となり先々が見えなくなってる頃、たんぽぽプロジェクト企画室でも何か出来ることはないかな~と考えておりました。

 

世間では、疫病退散妖怪「アマビエ」のイラストを描いたり、アートで癒しをというプロジェクトをみかけて賛同し、斉藤和のアマビエ画プレゼントは喜んでもらえるのでは、とか、そうだ、ずっと作りたかった作品集を今作ろうか…と話は進んでいきました。我慢している大変な子供たちにも見てもらえたら・・と思い動いてたら、京都市文化芸術都市推進室文化芸術企画課様のご協力のもと出来ることになったのです。

 

作品集は、京都市の公立・私立の小学校、中学校、高校と、あと図書館にも寄贈させて頂けるように決まりました。喜びつつも、それからは怒涛の二か月です。

 

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日本画作品集「絵言葉」の表紙カバー『そおっと』原画

子どもを描いた作品としての要素の他に、ゼッケンにうっすらとした文字。。背景、表情を見ていると、少し追憶にひたってしまいます。

 

小学生にも興味を持って楽しんでもらえるよう、小学生の運動会の時の泣き顔の『そおっと』を表紙カバーに決めました。悔しくて今は泣いてていいよ。いつか必ず笑顔の日が来るよ、という気持ちです。。

そして、はじまりの数ページは子供や動物の絵を多く占めてみよう。

季節を感じられるよう春に始まり冬に終わるように。それから斉藤和といえば美しい青… 癒しの風景…お月さま…、桜や花の絵も、、。

今の現状では、なかなか出掛けられないので、斉藤和の絵を飾って下さっているお寺や神社の絵も見てもらいたい。せっかくだし、初期の頃の絵も、、、、、、。

気が付けば、掲載したい絵は、小さい絵も含めたら百八つ煩悩の数になりました^^

 

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 左:表紙カバー『そおっと』 右:ある見開きページ

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作品集の中の見開きページ「天翔る」「熊の古の道」

他にも、この絵とこの絵を横に並べたい、構図・構成などなどこだわり沢山です。

大好きな絵ばかりです。

校正を何度もしながらやっと印刷から上がってきた時は、飛び上がるほど喜びました。本紙と表紙カバーは、納得のいくように別会社に頼んだので、カバーに折り目をつけて花嫁支度をするように一冊一冊大事に着せていきました。ここは、斉藤和もかりだされ愛情をもっと入れてもらいます。

 

2020年8月末、無事に京都の学校すべてと図書館に寄贈させて頂く事が出来ました。誰か見てくれてるといいな。子供の時に見ていた何気なく飾ってある絵って、大人になっても覚えてたりしませんか。一人の子供の未来の記憶に、斉藤和の絵が残るって素敵です。

そして、大人の方にも、沢山の人の憩いの場に一冊置いていただき、何か癒しの時間のお手伝いが出来たら嬉しいです。

 

 日本画作品集『絵言葉』のちらしです

 

どうぞ、この斉藤和日本画作品集『絵言葉』が、たんぽぽの綿毛のようにどこまでも飛んでいきますよう。。。

 

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ちなみに、斉藤和「アマビエ図」 (『肥後国海中の怪』京都大学図書館所蔵参考)の原画です。このポストカードは、プレゼント企画として多くの方に喜んで頂きました。ご応募締め切りは終了しております。コロナ退散!!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。。

 

今日も、素敵な一日になりますように。。。

 

日本画作品集『絵言葉』本体価格 2000円(消費税込み・送料無料)❀

作品集のご注文お問い合わせは、メールにて下記アドレスまでお申し付けください。

tampopo_pk@yahoo.co.jp (たんぽぽプロジェクト企画室)

 

斉藤和のお寺画めぐり

斉藤和お年賀画プレゼント (寅・風神雷神図) のご応募締め切りが、今日12日までとなっております。まだまだお待ちしております!!(詳細は一つ前のブログです)

 

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斉藤和のTwitterはこちら。 http://Twitter.com/saitoukazu

 

お年始のお参りは、もう行かれましたでしょうか。人込みを避けてまだ後日に行かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

お参りに行かれた方も行かれてない方のためにも、斉藤和のお寺を描いた絵を何点かご紹介したいと思います。

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『花の袂に』    『法起寺』 

『花の袂に』

この作品の取材地は、香川県さぬき市にある「志度寺」というお寺です。

お遍路四国八十八か所の八十六番目番札所で、本堂に進む前にある五重塔を描いてます。十年ほど前に訪れてスケッチしました。

海から見えた塔がそれは綺麗で、描きたいと思ったそうです。

 

雑学メモ*志度寺には、「海女の玉取伝説」の海女の墓があり、その昔、淡海公藤原不比等は唐から送られた面向不背の玉を、志度沖で竜神に奪われました。身分を隠して志度の浦を訪れると海女と恋仲になり子供が生まれました。淡海公から事情を明かされた海女は、瀬戸の海に潜り竜神と戦います。そして玉を取り返しましたが傷つき,真珠島で命が果ててしまいます。二人の子供は、千基の石塔を立てて母の冥福を祈ったという海女の墓だそうです。切ない伝説ですね。。

 

法起寺

この作品の取材地は、題名にもなってます奈良県生駒郡斑鳩町にある「法起寺」です。

6.7年前の作品で、斉藤和は法隆寺法起寺をスケッチをしに奈良へ行きました。706年完成の日本最古の三重塔(国宝)は、一度は描いてみたいと思ったそうです。

たくさんの方もこの塔を描かれいると思いますが、どこを切り取りどう描くはその描く方の感性で、同じ場所を描いてもその人の味が出ると思います。

三重塔が見える沢山の場所をぐるぐる回り、みつけた場所です。

そして、この作品は色のタッチが少しフィルターがかかったような不思議な感じがしませんか。。ここだけの話です。。岩絵の具で描かれていますが、この雰囲気をだすために色鉛筆が使われている所があるそうです。ここだけの話です。。^^

 

次の作品です。

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浄瑠璃寺

浄瑠璃寺」は、京都府木津川市にあります。

大好きなお寺で大好きな作品です!ポストカードにもしました。

 

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浄瑠璃寺

夜の情景もあります。

二つの作品の違いも楽しめます。池に映り込む姿や灯りでの表情は、そこにあり続ける歴史の流れも感じられる気がします。

 

 

たんぽぽのお参りは、芸術の神様がいらっしゃる京都市右京区車折神社(くるまざきじんじゃ)に行きました。著名な方も多数来られてて、名前を書かれた朱塗りの札が何百もずらっと並んでるのは迫力があります。

今は梅の花も咲き始め、春になると美しいしだれ桜(渓仙桜)が咲きます。

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すっきりした青空の日、楓の木にメジロやウグイス(だと思う、、)が何羽も集まって来ていました。カメラを向けると一斉にいなくなるよくある写真です^^いい年の始まりでした。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

素敵な一日になりますように。。。