たんぽぽプロジェクト企画室

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伏見稲荷大社の夏のお祭りと行灯画

先日インターフォンがなって出てみると、伏見稲荷大社宮司さまが来て下さっていました。三年ぶりでしょうか。今年は、本宮祭開催出来るんですね!!って話です。

 

 

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伏見稲荷大社さまとは、もう長いお付き合いをさせて頂いております。

伏見稲荷大社では、7月に夏のお祭りがあります。

土用入り後初の日曜又は祝日に開催されます『本宮祭(もとみやさい)』と、本宮祭前日の『宵宮祭(よいみやさい)』です。

日本画家などの奉納による行灯画(あんどんが)400点ほどが、外拝殿(重要文化財)や境内周辺に並べられ展観出来ます。夜になると灯りがともり、それはそれは圧巻の情景です!

 

伏見稲荷大社

 

斉藤和も、平成9年から行灯画を奉納させて頂いており、今年で25年目です。

先日は、伏見稲荷大社様より行灯画用の和紙を届けて頂きました。今の世情により二年も行灯画展観が行われず寂しい気持ちでしたが、開催されるようです!

 

❀雑学メモ❀ 伏見稲荷大社の本宮祭は、稲荷大神のご分霊を祀る全国の崇拝者が総本宮に参拝して、日々のご神恩に感謝する大祭だそうです。

宵宮祭には、稲荷山をはじめ境内の散在する石灯篭、数千に及ぶ献納提灯に灯りを点ずる万灯神事が行われます。

 

 

行灯画が並んだ圧巻の写真が残っておらず、お伝え出来なくてすいません。。

今までの斉藤和が奉納させて頂いた行灯画を数点ご紹介します。

 

 

『プロムナード』

 

夕方暗くなりだすと、行灯に火が灯りだします。絵が昼間と違った表情を見せてくれます。

行灯画は、昼間も楽しめ、そして灯りがともった姿を想像しながら、題材、描き方なども考えて作っていきます。

特に色については、普段使っている岩絵の具は粒子があるので、光を通すと影ができやすく使えません。また灯りを通せるよう紙は薄いのでとても緊張するそうです。その日伏見稲荷大社さんで灯りがともった自分の行灯画を見て、想像と違っていて悔しい気持ちを味わったこともあるそうです。難しくもあり、毎年ワクワクしながら取り組んでいます。

 

『咲く』
牡丹の花です。花びらや葉っぱの脈絡が細かく描かれ、光を通すとふわっと浮かび上がります。

 






次の絵は、行灯に張り込んだ写真がなかったのですが、灯りが灯ったらどんな風に変わるか想像しながら見て下さい。

 

『只』

『ながるる』

『天翔る』

『花の音』

 


色んな題材の絵がありますね。

 

そして、最初の頃の写真がありました。

 

 

かっぱです^^楽しくて何年間かかっぱを描いている時期があったそうです。

 

今年は初心に戻って、「かっぱを描こうかな~、、」斉藤和の独り言。

どんな絵が、行灯画となって伏見稲荷大社さんに並べられるのでしょう。

また絵が完成しましたらブログで報告します。

そして、どうぞ伏見稲荷大社に遊びに来ることが出来る方、お楽しみにしてて下さいね。本当に沢山の行灯画が観られて楽しいお祭りです。





最後までお読みいただき、ありがとうございます。。

 

 

今日も素敵な一日となりますように!