今回は、斉藤 和が武蔵野美術大学のイベントに参加する話や、モナッシュ大学の卒業制作の作品が賞を頂いた話や、絵を寄贈する話など、、盛りだくさんです^^
たんぽぽプロジェクト企画室のたんぽぽです。日本画家 斉藤和の応援ブログです。
斉藤和のTwitterはこちら。 http://Twitter.com/saitoukazu
東京の武蔵野美術大学で開催される展覧会にご招待されました。
その中の対談式のトークイベントのゲストとして斉藤和が参加させて頂くことになりました!
26 回目を迎えるこの展覧会は、武蔵野美術大学日本画学科4年生・大学院2年生によるもので、武蔵野美術大学日本画学科研究室が主催し、学生側が自主的に運営し作品を展示することを目的としたものだそうです。
テーマは、「地上はどんなところだったか」
『“あたりまえとは何なのか”
コロナという向かい風が私達に吹いたことによって、今まで存在したはずのあたりまえであった “普通” の日常が崩されたのは事実であります。
世間から見た私達は「ハンデを背負っている世代」として揶揄されているように感じる場面が多いように思われます。授業のオンライン化や外出自粛による施設利用の制限等はあったものの、より大胆に、繊細に、己の技術を高め、学んでいる姿勢はコロナの有無など関係はありません。
むしろ「普通」や「あたりまえ」は日常の中にありふれた些細な光景の中に、私達にとって取替えようのない人生の本質が潜んでいることに気づかされました。』
会期は2023 年 4 月 20 日(木)~5 月 6 日(土)(※4/29、30、5/3~5の日曜祝日は閉廊)
斉藤和が参加させて頂くイベントは、4月27日の予定です!
他学科の方や、外部の方の観覧、イベント参加も可能なようです。
(現時点ですので、詳細はまたこのブログや斉藤和SNSにてお知らせしていきます)
日本画家 斉藤和を選んで下さった学生の皆さん、本当にありがとうございます。
斉藤和の絵を通して何かを感じてもらえる機会を頂けたこと、またたんぽぽプロジェクト企画室のやろうとしている想いにも興味をもって頂けているという事に、喜びを感じています。
斉藤和は、絵描きなのでトークに自信を持っているわけではありませんが^^、持ち続けているのは子供のような向上心に楽しいこと好き、日本画が好き、という事。その気持ちが伝わるといいな、と思っています。楽しみです!
次のご報告は、34回ブログ「斉藤和の絵が動画に!」や、35回「斉藤和が描く秋と絵の動画をお届け」でご紹介しましたオーストラリアのモナッシュ大学(MONASH University)のデザイン科の大学院生、ベリンダ チャン(Belinda Chan)さん。
卒業制作で斉藤和の日本画をモーショングラフィックス化して、昨年11月に大学の図書館を使って上映し発表したこの作品が、なんと!賞を頂いたとのご報告頂きました!
素晴らしい事がおこりました!
『第37回韓国国際イラストレーションコンペティション』といわれるコンテストで、大賞を頂いたそうです。おめでとうございます!喜ばしい限りです!
大賞を頂いた作品の題名は、『マインド ユア マインド』。
ベリンダ チャンさんは、「意識取り巻く意識を生き出し、個々の内省を可能にする没入型の瞑想体験を、人々に提供する事を目的」と言います。
斉藤和の絵が大きな画面で動き出し、ベリンダさんの伝えたいメッセージを演出で加えられ造られたこの作品はYouTubeで見ることが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=PDKrmcwExug
そしてもう一つのご報告。
2021年冬号に、斉藤和の特集を組んで下さった雑誌『Gen de Art』(ゲン デ アート)
冬号NO.6 ~斉藤和 芸術がもたらす癒し~
この記事については、ブログ第17回『斉藤和が日本画を描きだした始まりは』に詳細を書いてます。記事を8ページにわたって掲載して頂きました。
『Gen de Art』は、 社団法人東京銘酒協会が発行しているお酒とア-トに特化した雑誌で、文字は英語と日本語で語られ、世界中へ発信、販売されているとても芸術的で美しい雑誌です。
この度ご縁がありご所望頂き、絵を寄贈する運びとなりました。『Gen de Art』の夢の一つ、世界で展覧会をという気持ちに共感しその夢に乗らせて頂きました。
寄贈した作品は『群青』ー。昨年描いた新作です。
『群青』
取材地は、京都嵐山。
嵐山の新しい名所『福田美術館』辺りから眺められる渡月橋を含んだ春の風景画です。ですが、どこか誰もが見覚えのあるような温かい絵です。現代でも過去でもあり、橋にはバスが走りどの時代へも連れてってくれるようです。
大きさは91×53㎝。25号変形で縦にとても長い作品です。
縦に長く描いているのは、空の ’’遠さ’’ 。
空に残る白い飛行機雲をなぜ横ではなく縦に描くのか。。横は広がりであり、縦は距離を表すイメージなのだと。
2本の飛行機雲を描く事で、遠く遠く離れてしまっていたものや人や想いが、暖かい空間のなかで再開し ’’また会おう’’ と約束を果たす、という願いのようなものを感じられたら、、と斉藤和は言います。
この日本の風景の一瞬を切り取った懐古的な作品が、いつか海を渡って人の心にどのような印象を与えるのか、楽しみがまた増えました。
3月には、斉藤和は寄贈式に東京に向かいます。
もうそこに春ですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。。
今日も素敵な一日となりますように!